ワークキャンプ地区は、ワークキャンプを組織する団体として、自主的に以下の業務を行っている。
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ワークキャンププロジェクトチームの設立
ワークキャンプ開催の4-5ヶ月前から、各地区で開催するキャンプ数を踏まえ、ワークキャンプ資金調達部を組織する。
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下見の実施
ワークキャンププロジェクトチームはワークキャンプを開催するキャンプ地を訪問し(ハンセン病快復村/農村の学校)、現地のニーズに沿ってワークキャンププロジェクトを計画する。
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計画書の作成
ワークキャンププロジェクトチームは下見の結果に基づき、ワークキャンプ計画書を作成する。ここには快復村の背景、関連情報、要求、目標、プロジェクト内容、時間配分、予算などが含まれる。
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ボランティア募集
ワークキャンププロジェクトのニーズに応じ、ボランティアを募集する。通常は、学内での宣伝(写真展、講座など)の形式でボランティア募集が行われる。
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ボランティア研修
ボランティアが確定すると、ワークキャンププロジェクトチームはメンバー対面会を企画し、キャンプ前に参加者が知り合う機会を作る。また、ボランティアに対してキャンプ前研修を行い、関連知識を深め、注意事項を伝える。
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ワークキャンプ資金の調達
ワークキャンププロジェクトチームはチャリティーや企業・財団からの援助などの方法で、独自にワークキャンプのプロジェクト費用を調達する。資金が不足する場合には、オフィスが企画書を確認後、ワークキャンプ地区の資金調達を援助する。オフィスの資金は、財団・個人などから得た資金である。
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ワークキャンプの実施
各キャンプ地でワークキャンプを開催する。
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報告書の作成
ワークキャンプ終了後に報告書を作成し、今回の経験を次期ワークキャンププロジェクトチームが活かせるよう、伝達する。
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フォローアップ
ワークキャンプ終了後もキャンプ地を訪れ、ワークキャンププロジェクトが村人にもたらした効果を確認する。問題があった場合、現地で対応するか、次期ワークキャンプで改善する。