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ワークキャンプ


食事、生活を共にしてプロジェクトを実施


ワークキャンプは、「ボランティア活動」のひとつです。20-30名のキャンパーがキャンプサイト(ハンセン病快復村及びその周辺地域)で1-3週間(春/夏の長期休暇、GW/国慶節、週末など)で共同生活し、インフラ整備(上水道設備、トイレ建設、家屋建設など)や現地の人々との交流、啓発活動などのプロジェクトを行います。

社会人向けに週末1泊2日で行われる体験型の活動も行っています(詳細情報)。


ワークキャンプキャンプ地‐ハンセン病快復村

ハンセン病は治る病気です


ハンセン病は、らい菌の感染によって起こる慢性の感染症です。早期発見、早期治療によって後遺症を残さずに治癒します。1981年、世界保健機関が推奨した多剤併用治療(MDT, Multi-Drug Therapy)により、ハンセン病は治療期間を短縮することが可能になりました(6ヶ月から2年)。この治療法によって、患者の持つ病気の伝染性を、数日から数週間のうちに抑えることができます。

「治療していない患者」との緊密な接触を続けた場合には、感染する可能性があります。しかし、99%以上の人はらい菌に対する免疫をもっているので、発病することはほとんどありません。

また、JIAが活動する中国のハンセン病快復村には基本的に「ハンセン病快復者」のみが暮らしており、「治療していない患者」がいないため、ハンセン病の発病源がありません。


ハンセン病に対する差別と隔離


有効な薬品と治療法がなかった時代には、らい菌が皮膚や神経をおかすことを食い止めることができず、身体に変形を引き起こすことがありました。これらは皮膚と神経の損傷であり、病気が治ってからも「後遺症」として残り、元に戻りません。人々は一般にこのことを知らず、「後遺症」による変形を「病気が治っていないこと」とみなしたため、患者とその家族は差別を受けました。多くのハンセン病患者/快復者/その家族は、「かつてハンセン病を病んだ」というだけの理由で、教育、結婚、就業の機会を奪われ、山奥や孤島などに隔離されました。今なお残るハンセン病に対する誤解と差別のため、病気が治癒したあとも彼らは家に帰ることができませんでした。

現在、ハンセン病快復者は高齢で、成人病などへの医療も不在のまま、差別と孤独に悩まされています。


ハンセン病快復村の状況

生活環境、基礎設備:

    現在、多くの快復村の状況(特に広州付近)は、政府やJIAを初めとするNGOの取り組みにより改善されました。しかし一部の快復村は1960年代前後に建てられたもので、修理や建て直しが必要です。一部の快復村には水道、電気、ガス、キッチンといった基本的設備も整っていません。

経済

    村人(ハンセン病快復者)は基本的に政府から提供される生活費に頼って生活しています。しかし、それは小額のもので、切り詰めながら日常生活を送っています。

健康

    有効な治療法が開発される以前、らい菌は手、脚、顔といった部分に変形を引き起こしました。これにより一部の村人(快復者)は自活能力を失いました。また、高齢化によって多くの村人が成人病などを抱えていますが、医療費の負担が大きいため、病院に行くことができない村人もいます。

社会

    多くの村人(快復者)は、差別と偏見のためにハンセン病が快復した後も家に戻ることができません。中には、何十年もの間家族、友人との連絡を取ることのできない村人もいます。

心理

差別と偏見のため、外部(家族、友人を含む)との接触が極めて少なく、一部の村人(快復者)から自信と希望を奪っています。日々、ただ死を待ちながら生活している村人もいます。



ワークキャンプが快復村にもたらす変化

> 生活环境、基础设施

ワークキャンプ期間中、キャンパーたちは快復村に住み込み、セメントをこね、土を運び、レンガを積み、自らの労働を通じて村の建物、トイレ、キッチン、道路といったインフラを整備していきます。

> 経済
    ボランティアの行動は地元メディアの注目を集め、更なる慈善団体、企業、個人が、米、油、資金、ガス、温水器などの設備といった形で快復村を支持し始める。

    キャンパーの行動は地元メディアの注目を集め、更なる慈善団体や企業、個人が、米や油、資金、ガス、温水器などの設備といった形で快復村をサポートし始めます。

>

健康
    · プロジェクト以外に、ボランティアは体の不自由な村人の家を訪問し、頭や体を洗う、爪を切る、マッサージする、服を洗う、部屋の掃除をするなど、ハンセン病の後遺症による生活の負担を軽減させている。

    · キャンパーは体の不自由な村人(快復者)の家を訪問し、入浴や爪切り、マッサージなどを手伝ったり、洗濯、部屋の掃除などを行い、ハンセン病の後遺症に負担をかける家事などを軽減させています。

    · 村人(快復者)が病気にかかり医療費が必要になった場合には、公平性を保つため、団体としては医療費の寄付を行うことはせず、キャンパー個人の責任の元、医療費の募金を行います。



>

社会(差別の軽減)

    · キャンパーが快復村に住み込むことは、周辺住民のハンセン病に対する恐怖を取り除く効果があります。普段は快復村を避けている周辺住民も、キャンパーに興味を持って村を訪れます。そこで彼らが眼にするのは、キャンパーと村人(快復者)が共に食べ、飲み、生活している現実です。これにより、ハンセン病に対する理解はさらに深まります。


    · ハンセン病快復村の周辺地域では、病気の知識に関する啓発活動も行います。ハンセン病に対する偏見と差別を軽減し、人々が快復者を理解し、受け入れることを促進します。


   · キャンパーがひとつの快復村で継続的に活動を行うことで、政府や病院、メディア、企業、慈善団体、周辺住民といった地元社会の注目を集めることができます。やがて彼らは、共に快復村を支援するようになっていきます。



    · 上記のような社会的変化を受けて、村人(快復者)の家族もまた、快復村を訪れるようになることがあります。村人の中には、キャンパーの同伴のもと、数十年ぶりに自らの実家に帰り、家族と再会した人もいます。



> 心理

    ワークキャンプを通して、キャンパーと村人(快復者)の間にはツナガリが生まれます。共に飲み、語り、食べ、汗を流しながら一緒に時を過ごす中で、双方は互いの価値観に響き合います。村人は彼らが本来持っている力強い精神をさらに発揮し、それは若者の成長に大きく影響します。


エピソード


  『歳月』(中国語)(ハンセン病快復者の物語)、”HOPE”(ワークキャンプがハンセン病快復村にもたらす力)(英語)



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