2016年8月、毎年恒例で開催される会員代表総会が無事終了しました。
大会の様子を、写真と共に振り返ります。
【受付】
8月25日午前、ボランティアスタッフの誘導の元、各地区の会員代表者が南寧の銀林山庄に集合し、大会の受付を行いました。
【顔合わせ会】
8月25日午後、リラックスした雰囲気の中で、8つのワークキャンプ地区委員会とFIWC九州委員会が顔合わせを行いました。参加者全員で行うゲームなどを通して参加者は親睦を深め、士気を高め合いました。
【会員代表総会】
8月26日午前,会員代表総会がスタートしました。JIAの理事たちが会員代表に向けて過去1年の理事会決議を、事務局が理事の決議に基づき過去一年間に執行した業務状況を報告しました。
また、異なる角度から事務局と地区の1年間の運営状況を把握するため、会議の中ではJIA理事が事務局に対して行った評価報告、事務局が地区に対して行った評価報告が提示され、今後よりよい活動を展開するための方向性が示されました。
続いて、評価結果から見られた過去1年間の問題点、不足点を報告したうえで、事務局が来年1年間の業務計画を発表しました。
厳粛かつ長時間にわたる会議でしたが、時に発言者がユーモアを交えて発表する一幕もあり、会員代表も終始リラックスして会議に臨みました。
以上すべての報告が終わると、参加者の質疑応答時間がとられました。会議に参加するすべての会員代表は、理事会決議報告、事務局執行報告、地区評価、事務局評価、及びに未来1年の業務計画に対して質疑を行う権限を持ちます。会員代表から理事メンバー、事務局スタッフに対して、多くの質疑が出されました。質疑応答の中で、理事メンバーが積極的に出された質問に回答する姿勢から、組織としての主体性の高まりを垣間見ることが出来ました。時間の関係で全ての質問に回答できなかったため、残った質疑に関してはそれぞれが配布の質問用紙に記載し、大部分の質問は会議から1日半以内に回答されました。
最後にJIA事務局長が会議全体を総括したのち、会員代表が挙手により投票を行い、“2015-2016年JIA理事会報告”及びに“2016-2017年JIA未来1年事業計画”が正式に可決されました。
【地区报告】
8月26日午後、8つの地区委員会が2つの会場に分かれ、1年間の地区活動状況、地区内の技能チームの運営状況、地区の問題点、未来の発展計画について報告を行いました。今回の議論では、多くの地区が過去1年間に起きた出来事に対しての振り返りの為の時間を十分に取ることが出来ておらず、状況に対しての原因究明が十分に深められませんでした。今後1年間においては、状況改善と継続した努力が求められます。けれど、このような機会を使い、他の地区の発展状況や問題、経験を共有することが出来たことはとても良い機会であったと言えます。
【地区映像発表】
8月26日夜には、映像発表会が行われました。事前に提出された映像は類似した内容も多かったため、その中から特に優れた作品-卒業生に向けた映像、ワークキャンプ報告映像、ワークキャンプ紹介映像、JIAの新プロジェクトとして作成された村人のドキュメンタリー映像-が放映されました。
【地区ディスカッション】
8月27日午前,参加者は4つの会場に分かれ、異なる4つのテーマについてディスカッションを行いました。テーマは“どのようにキャンパーの価値を高めるか”、“地区内技能チームの効能をどのように高めるか”、“コーディネーター間の交流”、“南寧福利社(OB/OGチーム)の運営状況”の4つでした。各地区の発表時間は限られていましたが、参加者が事前にテーマについて議論し、状況を整理して臨んだため、参加者全員にとって有意義な時間となりました。今回の議題は、各地区の現状に基づいて提案されました。今回の議題から生まれた思考や収穫を単なる経験として伝えるだけでなく、地区の理事会で系統的に総括し、今後の推進方針を作成するなど、どのように有効に活用していくかが今後の課題となります。
【地区チャリティーバザー】
8月27日午後下午,地区のチャリティーバザーが開催され、各地区はワークキャンプTシャツなど、独自に制作したグッズを販売しました。このイベントにより、異なる地区同士のワークキャンプ文化の交流を促進することが出来ました。
【戸外活動】
チャリティーバザーが1時間ほど行われたのち、地区対抗のバレーボール大会が行われました。競技の中では、バレーボールの実力だけでなく、地区によって異なる精神や雰囲気、団結力を見ることができました。白熱した勝負ののち、南寧委員会、長沙地区、広州委員会がトップ3として勝ち残りました。
【パーティー】
8月27日夜は、最後のパーティーです。毎年の会員代表総会で開催されるこのパーティーですが、毎年醸し出す雰囲気は全く異なります。パーティーで参加者が一緒に飲むお酒は、やはり特別なものがありました。
また来年、この時間にこの大会で会うことを約束し、参加者たちは各地区へ帰っていきました。これから1年間は、地区がそれぞれ異なる場所で活動を続けていきます。また出逢うその日まで、私たちは自身をさらに高め、心に残った大切なものをしっかり守っていきます。