2014年5月、JIA第一回目となる企業ワークキャンプが開催されたのに引き続き今度は中国系の企業が、企業ワークキャンプを実施することになりました!
(参考:第一回目企業ワークキャンプ)
この会社の代表は、学生時代にJIAのワークキャンプに参加していました。
現在は広州韵善力貿易有限公司(リンク)という会社を立ち上げ、約60名のスタッフが働いています。

現在会社の代表である李濤の学生時代。2006年、広東省清遠市新橋村にて。
企業ワークキャンプに参加することに決めた思いを、代表はこう語りました。
「ハンセン病快復村に行くと、普段悩んでいる人間関係や、人と比べたり、お金を稼がなければいけないというプレッシャーを離れて、心が自由になる感覚を覚えた。純粋に向き合ってくれる村人と、シンプルな関係を築けた。自分がいつもより優しくなって、心が開くのを感じた。一緒に参加したキャンパーもかけがえのない仲間になった。自分が人から“必要とされている”と感じた。人生観、価値観が変わった場所だった。仕事を通してこんな感覚を学ぶのは難しいが、今一緒に働いているスタッフにも、同じような体験をして欲しい。そして、村で感じた空気、人間関係を、いつか自分の会社の文化にしたいと思う。」
ハンセン病快復村は昔、『人と人のつながりを断絶させる場所』の象徴でした。
けれど、ハンセン病快復者との交流を通して逆に人がつながっていくこと、
そして、そのつながりが参加した人の人生を豊かにしていくことを
ワークキャンプを重ねる度に、強く感じます。
1回の企業キャンプに参加するのは多くて15名。
より密度の濃い関係を築くため、参加者を少人数に