2015年9月11日8月27日-30日、広州にあるホテルで、JIAが年に1度開催する、会員代表総会が開催されました。
会員代表総会は、毎年JIAの各地区委員会から代表者が集まり、過去一年間の理事会決議報告や、事務局の執行報告、JIAの次期1年間の方針が発表されたほか、各地区の活動報告、
グループディスカッション、戸外活動、パーティーなどが行われました。
報告をするのは、各地区委員会から集まった学生たちです。各地区委員会から1名選出され、理事として理事会決議報告を行った学生たちの感想を、ここで一部ご紹介したいと思います。
彼らがこの大会にどのような想いで臨んだか、感じていただけるのではないでしょうか。
“今回の会員代表総会は、今まで一番の努力をつぎ込んだ、そして得たものも最も多い1回だった。理事報告は簡単にできると思っていたが、実際練習してみると、内容の多くを暗記しないといけないことが分かった。今まで地区のトレーニングの講師をしてきたけれど、それとは要領が全く違う。覚えることが多いし、一度緊張すると全部忘れてしまう。本番までにたくさん練習が必要だった。”(広州委員会代表—石仔)
“会員代表総会への期待は大きかった。去年の総会に参加して、みんなの想いと鼓動を感じた。今年、もっとたくさん得たものがあったと思う。一番楽しみにしていた最後のパーティーでは、今まで一緒に頑張ってきたみんなと抱き合って涙を流した。大声で歌って、乾杯して、もっといいワークキャンプを、もっといい地区を作っていこうと約束した。
パーティーで事務局スタッフの一冰がこういった。「ほらね、頑張ってきたら、ここまでこれたでしょ。」そうだ、頑張ったら、絶対に前に進むんだ!大会が終わって地区に帰ると、急に気持ちが軽くなったように感じた。また、新しくいいスタートが切れる!一人でも支えてくれる人がいれば、諦める理由なんてどこにもないんだ。”(桂林委員会代表—雅文)
“7,8月は、今までで最も充実した時期だった。忙しいだけでなく、その過程で得たことが沢山あった。7月初めの期末試験、その後には小学校キャンプの準備、小学校キャンプ、帰ってすぐに次のワークキャンプに参加、それから、総会準備のために全力投球した。
地区報告の準備には心が折れるほど苦労した。地区の1年間の活動総括は、地区活動の整理だけでなく、理事会、交流会なども含まれる。地区1年間の振り返りは、活動内容の整理だけでなく、自身のワークキャンプ経験の整理でもあった。その過程の中で、もっと地区のことを理解しなければいけないことに気付き、同時にもっと知りたいと強く思った。
総会の中で、南寧地区はどの地区よりもしっかり準備できていた。南寧地区の誇りは、先輩たちが継承してきてくれた、そして、僕たちが努力してきたことの証だと思う。これからも、僕たちはこの誇りを伝え続け、素晴らしい地区を作り続ける。新しい月、新しい学期が始まった。自分を仕切り直して、新たに出発しよう。”(南寧委員会代表—小甘)
“今年の総会で、みんなと離れがたい想いが強くなった。今ではみんなを思いやり、励ますこともできるようになった。理事のみんなをつなぎたい。やりたい努力が沢山出てきた。長沙地区のこの1年の成長は、自分の期待には届かなかった。でも、一つ認められることがある。私は、一つの明確な目標と方向に向かって進んできた。どこか向かえば良くなるかもしれないという方向への期待だけを抱いて立ち止まるのではなく、地区がこれからどんな道を歩むべきか、今後の発展のために具体的にどんなことをすべきか、地区の運営方法、コーディネーターの状態、、これからもっと深く、具体的に考えていかないと。”(長沙委員会代表—小夢)
この総会を通して、地区の代表者たちは各地区の状況を共有し、新たな出逢いを得、それぞれの想いを胸に抱き、新たなスタートを切りました。彼らはJIAの地区を担い、ワークキャンプを広げていく、JIAの核心ともいえる若者たちです。
彼らの気付き、努力、感動が、また次のワークキャンプを創っていきます。

<1日目の顔合わせ会。それぞれの地区の会員代表が、挨拶を交わす>
<2日目の理事会による報告。真剣なまなざしで話を聞く地区代表たち>

<地区の活動紹介。異なる地区で行われる活動を共有する。>

<議題に分かれてのグループディスカッション>
<最後のパーティー。3日間の努力をねぎらい、盛り上がる>