2015年8月1日、深セン和僑会の方の参加を中心としたスタディーツアーを
東莞市にある泗安(スーアン)快復村で開催しました。
スタディーツアーは、日帰りで快復村を訪問し、農作業ボランティアを体験したり、
村にあるハンセン病博物館の見学、村人との交流を通じて
村の歴史やハンセン病、快復者について知ることができる活動です。
短い時間ですが、話に聞いていた快復村に行って、見て、知って、感じてもらうことが目的です。
今回の参加者のほとんどが、初めてハンセン病快復村を訪問する社会人でした。
スタディーツアー後、参加者の方々からこんな感想をいただきました。
「どんな環境にもめげず生きてきた方々の笑顔に励まされました。」
「中国のハンセン病元患者たちの歴史をたどり、苛酷な運命を生き抜いてきた彼らと交流する中で、自分自身を見つめ直すことができました。」
「普段はやらない農業を、普段は集まらないような人とやれたのが思いのほか楽しかったです。一生懸命汗を流した後の食事、最高でした。」
「JIAで多くの学生たちが“ハンセン回復村”での支援活動に参加していますが、これは同時に参加者自身の“人間形成の場”であるように思います。」
「村人は目が見えなかったり、手足は不自由だけれど、何でもできる人たちだということ、理不尽な境遇を受け止め、力強く生き続けている、強いバイタリティーを持っている人だということが分かりました。」
「(普段参加する交流会と違い)家の活動では、そもそも名刺は持っていきませんでした。参加者がどんな仕事をしているかも聞きません。でも関係が深くなる感じを受けました。この活動に参加して、チームワークが上がる、というのを感じる事ができた一日でした。」
単に学ぶだけでなく、体験から得られる感覚を、参加者の方に実感していただけたようです。
JIAの理念である-Joy In Actionが、こうして少しずつ広がっています。